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2009年9月20日日曜日

熟年離婚を考える瞬間

夫婦の感覚というか物事の受け取り方には差があります。元々は他人同士ですから。
何十年という結婚生活で、互いの感性や性格を把握して行きながら、互いの意見を聞き、尊重しながら結婚生活を送っていれば、多少の不平不満も相殺される可能性がある。壊滅的な状態、つまり婚姻生活の破綻、離婚という事態に陥ることは無いはず。

ただ、互いに人間ですから絶対に超えてもらいたくない一線があって、その琴線に触れてしまった瞬間に、それまでは何とかバランスを保っていた夫婦関係が完全に崩壊することもあると思います。

次のようなケースは、無神経な夫の姿にホトホト呆れてしまい離婚を決意した瞬間を如実に表わしています。


大学受験を控えた娘の目の前で浮気相手と電話し、浮気相手と会うために娘がキャプテンの部活の引退試合を観戦することを拒みました。センター試験の2日目の朝、1日目の解答が出ている新聞を見ながら、「お前は何問できた?お父さんには簡単だ」といい、さらには「お前はまあ、あんまりいい大学には行けないだろう」となじりました。あんまりにも無神経な父親の発言に、娘が部屋に鍵をかけて勉強していたら、「おい、今、尻でも掻いているのか?」と。

大学受験に関して、私にはまったく逆の経験があります。
現役のときの合格発表の当日、父親が一升瓶を買って帰宅しました。父親としては合格祝いのつもりだったようです。

しかし、私が受験した大学は東京でも難関として知られている私立大学で、当時の学力ではとても現役合格は難しいということが分かっていた。そんな織り込み済みの状況で、まるで私の気持ちを逆なでするかのようなお祝いの一升瓶。

父親には悪気は無かっただろうし、合格していたら何か祝いの品のひとつでもあったほうがいいだろうという配慮だったのだと思います。

上の話と私の大学受験の話は、父親の意向としてはまったく逆のケースだと思いますが、こちら側からすれば結局同じ。

配慮が足りませんし、無神経です。
父親の年齢になった今、考えてみてもやはり父親の行動は無神経というよりも少し悪意に満ちているようにも思います。

父親だから何でもありなんだという考えはいまどきもう古いです。

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